平面図形の面積 第103問 (愛光中学 受験問題 2018年(平成30年度) 算数)
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解答
(1)面積と長さが与えられているので、
長さや比だと思いこむと解けません。
この問題は、等積移動で考えます。
三角形AHFに三角形AHEを合体させると
三角形AEFとなり、長方形AEFGの半分の面積
となります。
次に、三角形AHEと台形EBCHで三角形ABC
で、三角形ABCもまた、長方形ABCDの半分の
面積なので、三角形AHFと台形EBCHの面積が
等しく、60c㎡ ということになります。
三角形CHEの面積は、台形EBCHから三角形
BCEの面積を除けばよいので、
60-10×9÷2=15c㎡
と求められます。
(2)三角形AEHの面積がわかれば、長方形の
面積にたどり着くことができます。
(1)より、EHの長さが求められ、
15×2÷10=3cm
です。
下の図1のようにCDとEFの交点を I とすると
三角形AEHと三角形CIHは相似で、
EH=3cm、HI=6cm なので、相似比は1:2
とわかるので、AE=5cmです。
よって、長方形ABCDの面積は、
9×15=135c㎡
と求められます。
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