平面図形の角度 第96問 (渋谷教育学園幕張中学 受験問題 2016年(平成28年度) 算数)
----------------------------------------------
----------------------------------------------
解答
(1)この図形は、24角形で、24角形の内角の和は、
180×(24-2)=3960度
です。
これに対して、この図形の内角の和は、
a ×12 + b ×12
で、b の角度が a の角度の10倍なので、
a ×12 + a ×10×12 = a ×132
と表すことができます。
よって、a の角度は、3960÷132=30度 と求められます。
(2)下の図1のように、図形の中に正12角形を作ることが
できます。
この正十二角形の中心から、各頂点に線を引くと、図1のように
12個の三角形ができます。この黄色い三角形は、頂角が、
360÷12=30度 なので、角a と等しいことがわかります。
図1の外側の三角形と、黄色い三角形は、1つの辺が共通して
いるので、合同です。
つまり、この図形は、黄色い三角形が24個集まったものと
考えることができます。
下の図2のように、頂角が30°の二等辺三角形に垂線を引くと
30°、60°、90°の直角三角形を作ることができ、
正三角形の半分なので、斜辺が2cmなら、高さが1cm
とわかります。
よって、図形の面積は、
2×1÷2×24個=24c㎡
です。
渋谷教育学園幕張の他の問題は → こちら
| 固定リンク
« 計算問題 第104問 (灘中学 受験問題 2016年(平成28年度) 算数) | トップページ | 規則性の問題 操作 第37問 (慶應義塾湘南藤沢中等部 受験問題 2016年(平成28年度) 算数) »
コメント