速さ 第83問 (雙葉中学 受験問題 2015年(平成27年度) 算数)
問題 (雙葉中学 受験問題 2015年 算数) 難易度★★★☆
兄と弟が同時にA地点を出発し、5.8km先のB地点に
向かいます。兄は時速4kmで休まずに歩きます。弟は
時速6kmで11分間走り7分間止まって休むということを
くり返します。このとき、次の問に答えなさい。
(1)2人がB地点に着くのは、A地点を出発してから、それぞれ
何時間何分後ですか。
(2)兄が弟を最後に追いぬくのは、A地点から何kmのところ
ですか。
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解答
(1)まず、兄は、5.8÷4=1.45時間後に B地点に着きます。
0.45時間=60×0.45=27分 より、1時間27分後です。
次に、弟は、5.8÷6=58/60時間=58分走るとB地点に
着きます。弟は、11分走ると7分休むので、58÷11=5あまり3
より、7分の休みを5回取ることがわかり、弟がB地点に着くのは
58+7×5=1時間33分後
です。
(2)弟は、分速100m なので、11分間に 1100m、休みの
7分間を合わせると、18分間で 1100m進みます。
兄は、18分間に、4×18/60=1.2km=1200m 進みます。
兄が1100m 進むのにかかる時間は、18×11/12=16.5分
です。
5.8km進む間に、1100m=1.1km の倍数の地点は、
1.1km、2.2km、3.3km、4.4km、5.5km があります。
B地点(ゴール)に近い方から考えると、
5.5km地点を兄が通過するのは、16.5×5=82.5分後
5.5km地点に弟がいるのは、18×5=90、90-7=83
より、83分後から90分後なので、兄と弟はすれ違いません。
次に、
4.4km地点を兄が通過するのは、16.5×4=66分後
4.4km地点に弟がいるのは、18×4=72、72-7=65
より、65分後から72分後なので、兄と弟はすれ違います。
よって、兄が弟を最後に追いぬくのは、A地点から4.4km地点
です。
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