« 規則性の問題 数の並び 第78問 (愛知淑徳中学 受験問題 2014年(平成26年度) 算数) | トップページ | 立体図形の体積 第48問 -くり抜き- (早稲田中学 入試問題 2014年(平成26年度) 算数) »

2014年12月 2日 (火)

規則性の問題 数の並び 第79問 (鎌倉学園中学 受験問題 2014年(平成26年度) 算数)

 

問題 (鎌倉学園中学 受験問題 2014年 算数) 

     難易度★★★

 

次のように奇数がグループに分けられています。

 第1グループ : 1

 第2グループ : 3,5

 第3グループ : 7,9,11,13

 第4グループ : 15,17,19,21,23,25,27,29

 第5グループ : 31,33,35,・・・

 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

このとき、次の問に答えなさい。

 

(1)第10グループには、何個の奇数がありますか。

(2)145は第何グループの小さい方から何番目の奇数ですか。

(3)第10グループに含まれるすべての奇数の和を求めなさい。

----------------------------------------------

----------------------------------------------

解答

 (1)第1グループには、1個、第2グループには2個、

第3グループには4個、第4グループには8個、という数の

奇数があり、2倍、2倍となっていることがわかるので、

第10グループには、2×2×・・・×2(2が9回)=512個

の奇数があります。

 

 (2)各グループの1番目の数は、

1、3、7、15、31、・・・ となっていて、それぞれの差は、

2,4,8,16,・・・ と、これも2倍、2倍となっていて、

1、3、7、15、31、63、127、255、・・・

となるので、145は第7グループに入ることがわかります。

127を1番目としたとき、145が何番目の奇数か数えると、

10番目なので、145は

 第7グループの小さい方から10番目

です。

 

 (3)(2)の続きで、第9グループの1番目は、511、

 第10グループの1番目は、1023、

 第11グループの1番目は、2047

とわかるので、第10グループは、

 1023から2045までの512個の奇数

なので、その和は、

 (1023+2045)×512÷2=785408

と求められます。

 

.

 

 鎌倉学園中学の過去問題集は → こちら

 鎌倉学園中学の他の問題は → こちら

 

|

« 規則性の問題 数の並び 第78問 (愛知淑徳中学 受験問題 2014年(平成26年度) 算数) | トップページ | 立体図形の体積 第48問 -くり抜き- (早稲田中学 入試問題 2014年(平成26年度) 算数) »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 規則性の問題 数の並び 第79問 (鎌倉学園中学 受験問題 2014年(平成26年度) 算数):

« 規則性の問題 数の並び 第78問 (愛知淑徳中学 受験問題 2014年(平成26年度) 算数) | トップページ | 立体図形の体積 第48問 -くり抜き- (早稲田中学 入試問題 2014年(平成26年度) 算数) »