数の性質 第93問 3の倍数 (本郷中学 入試問題 2014年(平成26年度) 算数)
問題 (本郷中学 入試問題 2014年 算数) 難易度★★★
2014年1月1日を 20140101 という8ケタの整数で表す
ことにします。したがって、2014年9月26日は 20140926
で、2014年11月14日は 20141114 となります。
このとき、次の問に答えなさい。
(1)2014年2月の日付を用いて作った整数のうち、
3の倍数は何個ありますか。
(2)2014年2月、5月、8月、11月の日付を用いて作った
整数のうち、3の倍数は合わせて何個ありますか。
(3)2014年1月から12月までの日付を用いて作った
整数のうち、3の倍数は合わせて何個ありますか。
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解答
(1)2014年2月の日付を用いて作れる整数は、
20140201 ~ 20140228 までの28個です。
3の倍数の判別は、全てのケタの数を足したときに
3で割り切れるかどうかで分かるので、
20140201 → 2+1+4+2+1=10 → 3で割ると1余る
とわかります。
よって、20140201 ~ 20140228 までの場合、下2ケタを見れば
3の倍数かわかり、3,6,9,12,・・・,27 のときの 9個 です。
(2)5月は、20140501 ~ 20140531
8月は、20140801 ~ 20140831
11月は、20141101 ~ 20141130
で、
20140501 → 3で割ると1余る → 10個
20140801 → 3で割ると1余る → 10個
20141101 → 3で割ると1余る → 10個
なので、2月、5月、8月、11月の日付を用いて作った整数
のうち、3の倍数になるのは、9+10+10+10=39個 です。
(3)(2)までの手順で、3で割り切れる月は、
20140101 → 3で割り切れる → 1,4,7,・・・,31の11個
20140401 → 3で割り切れる → 10個 (4月は30日まで)
20140701 → 3で割り切れる → 11個
20141001 → 3で割り切れる → 11個
3で割ると2余る月は、
20140301 → 3で割ると2余る → 2,5,8,・・・,29の10個
20140601 → 3で割ると2余る → 10個
20140901 → 3で割ると2余る → 10個
20141201 → 3で割ると2余る → 10個
で、以上を合計すると、
39+43+40=122個
が 3の倍数です。
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