グラフを読む 第30問 (女子学院中学 入試問題 2014年(平成26年度) 算数)
問題 (女子学院中学 入試問題 2014年 算数)
難易度★★★
大きさと形が同じである2つの容器A,B に、それぞれ一定の
割合で水を注いでいきます。下のグラフは、【水を注ぎ始めて
からの時間(分)】と【Aの水面の高さからBの水面の高さを
引いたもの(cm)】の関係を表しています。グラフを見て、
下の文章の【 ア 】~【 キ 】にあてはまる数と、【 あ 】
【 い 】にあてはまる容器名(A,B)を入れなさい。
朝8時に空の容器A とB に、容器A は水面の高さが毎分
【 ア 】mm、容器B は水面の高さが毎分【 イ 】mm
上がるように、同時に水を注ぎ始めました。そして、8時【 ウ 】
分に容器【 あ 】に水を注ぐのを止めました。それから、A とB
の水面の高さがちょうど同じになった 8時【 エ 】分に、再び
【 い 】に水を注ぎ始めたので、容器A は 9時【 オ 】分に、
容器B は 9時【 カ 】分に満水になりました。この2つの容器
の高さは【 キ 】cm です。
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解答
まず、グラフからすぐに分かることは、
8時36分【ウ】に、A【あ】に水を注ぐのを止めていて、
8時54分【エ】に、A【い】に再び水を注ぎ始めています。
そして、72分後の9時12分【カ】に容器Bは満水になっています。
8時36分に、Aの容器はBの容器より 9cm 高いところまで
水が入っていて、8時54分までの18分間は容器Bだけに水が
注がれ、同じ高さになっています。
このことから、容器Bに注がれる水は、1分間に5mm【イ】の
割合とわかります。
36分間に、容器Bは18cmの高さまで水が注がれますが、
容器A は、18+9=27cm まで水が入っていることになるので、
容器A に注がれる水は、1分間に 7.5mm【ア】の割合と
わかります。
72分で、容器Bは満水になるので、容器の高さは、36cm【キ】
とわかります。
容器Aは、36-27=9cm 分の水を注げば満水になり、
90÷7.5=12分 かかるので、容器A が満水になるのは、
8時54分+12分=9時6分【オ】とわかります。
【ア】 ・・・ 7.5、【イ】 ・・・ 5、【ウ】 ・・・ 36、【エ】 ・・・ 54
【オ】 ・・・ 6、【カ】 ・・・ 12、【キ】 ・・・ 36、
【あ】 ・・・ A、【い】 ・・・ A
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