文章題 第94問 (高槻中学 入試問題 2012年(平成24年度) 算数)
問題 (高槻中学 入試問題 2012年 算数) 難易度★★★☆
全長50mと表示された巻尺A とB があります。しかし、A,B
両方ともに等間隔に目盛りはついていますが不良品で、正確
には 50mではありません。いま、ある2点間のキョリを、巻尺A
で計測すると 3332m となり、巻尺B で計測すると3340m と
なりました。巻尺A,Bの長さの差は、正しい物差しで測ると
12cm だったとき、次の問に答えなさい。
(1)長い方の巻尺の長さは正確には何mですか。
(2)2点間のキョリは正確には何mですか。
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解答
(1)巻尺A の【3332】m と巻尺B の[ 3340] m が等しいので、
巻尺B の[ 50] m と 巻尺A の
【3332 × 50/3340】=【8330/167】=【49と147/167】m
が等しいことになります。
この巻尺B の[ 50] m は、巻尺A の【50】m まで、
【20/167】m
足りないので、巻尺A の方が長く、これが実際の12cm に等しい
とわかります。
あとは比で、
20/167 : 0.12 = 50 : □
より、
□=12/100 × 50 ÷ 20/167=50.1
となり、長い方の巻尺A の長さは、50.1m です。
(2)実際の50.1m が50m なので、実際の2点間のキョリを
□とすると、
50.1 : 50 = □ : 3332
より、
□=3332×50.1÷50=3338,664m
と求められます。
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