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2014年7月 1日 (火)

図形の移動 第56問 (女子学院中学 受験問題 2014年(平成26年度) 算数)

 

問題 (女子学院中学 受験問題 2014年 算数)

     難易度★★★☆

 

下の図のように、半径が12cmの扇形と、大きさと形が

同じである三角定規2枚を組み合わせた図形を作り、

壁にぴったりつけました。半径が1cmの円を、図のA の

ところからB のところまで、この図形に沿って、はなれない

ように転がしたとき、この円の通過した部分の面積を

求めなさい。

Pic_3910q_2

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解答

 円の移動の様子は、左右対称なので、半分にすると

下の図1のようになります。

Pic_3911a

重要なのは図1の中の図2の部分で、中心角30度の扇形と

なっています。

(円の中心が三角定規の辺の延長上に来るまで回転)

 

よって、円の通過した部分の面積は、

  1×1×3.14+2×5×2+2×2×3.14×30/360×2

 +(14×14-12×12)×3.14×120/360

=(1+2/3+52/3)×3.14+20

=19×3.14+20=59.66+20

79.66c㎡

となります。

 

 

 女子学院中学の過去問題集は → こちら

 女子学院中学の他の問題は → こちら

 

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