図形の移動 第56問 (女子学院中学 受験問題 2014年(平成26年度) 算数)
問題 (女子学院中学 受験問題 2014年 算数)
難易度★★★☆
下の図のように、半径が12cmの扇形と、大きさと形が
同じである三角定規2枚を組み合わせた図形を作り、
壁にぴったりつけました。半径が1cmの円を、図のA の
ところからB のところまで、この図形に沿って、はなれない
ように転がしたとき、この円の通過した部分の面積を
求めなさい。
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解答
円の移動の様子は、左右対称なので、半分にすると
下の図1のようになります。
重要なのは図1の中の図2の部分で、中心角30度の扇形と
なっています。
(円の中心が三角定規の辺の延長上に来るまで回転)
よって、円の通過した部分の面積は、
1×1×3.14+2×5×2+2×2×3.14×30/360×2
+(14×14-12×12)×3.14×120/360
=(1+2/3+52/3)×3.14+20
=19×3.14+20=59.66+20
=79.66c㎡
となります。
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