速さ 第71問 (横浜共立学園中学 入試問題 2013年(平成25年度) 算数)
問題 (横浜共立学園中学 入試問題 2013年 算数)
難易度★★★
A地点とB地点の2つの地点があり、自動車PはA地点から
B地点へ時速36kmで走り、自動車QはB地点からA地点へ
時速45kmで走ります。自動車PがA地点からB地点まで
行くのにかかる時間と、自動車QがB地点からA地点まで
行くのにかかる時間の合計は1時間24分です。2台の自動車
PとQがそれぞれ A地点、B地点を同時に出発したところ、
A地点とB地点の間にある C地点では、自動車Pが通りすぎて
から自動車Qが通りすぎるまでに1分29秒かかりました。
このとき、次の問に答えなさい。
(1)A地点からB地点までのキョリは何kmですか。
(2)自動車QがC地点を通りすぎたとき、C地点から自動車P
までのキョリは何kmですか。
(3)A地点からC地点までのキョリは何kmですか。
----------------------------------------------
----------------------------------------------
解答
(1)P と Q の速さの比は、36 : 45 = 4 : 5 なので、
P と Q がA地点からB地点まで行くのにかかる時間の比は、
逆比となって、 5 : 4 です。
1時間24分=1.4時間 を 5 : 4 に分けると、
7/9時間と28/45時間 になります。
よって、A地点からB地点までのキョリは、
36×7/9=28km (45×28/45=28km)
です。
(2)自動車P の分速=36÷60=0.6km です。
自動車QがC地点を通りすぎたとき、C地点から自動車P
までのキョリは、1分29秒=89/60(分)より、
89/60(分)×0.6=0.89km
です。
(3)(2)までのことを利用することを考えましょう。
(2)の様子を下の図1に表しました。
P と Q の速さの比が、4 : 5 なので、進んだキョリを④、⑤
とすると、④+⑤=28+0.89=28.89km です。
よって、④=28.89×4/9=12.84km とわかり、
A地点からC地点までのキョリは、
12.84-0.89=11.95km
と求められます。
横浜共立学園中学の他の問題は → こちら
| 固定リンク
« 規則性の問題 図形 第35問 (大妻中学 受験問題 2013年(平成25年度) 算数) | トップページ | 平面図形の長さ 第52問 (麻布中学 入試問題 2014年(平成26年度) 算数) »
コメント