数の性質 第90問 最小公倍数 (西大和学園中学 受験問題 2013年(平成25年度) 算数)
問題 (西大和学園中学 受験問題 2013年 算数)
難易度★★★
2つの整数があります。この2つの整数は、たすと 168 で、
最小公倍数が 1001 です。この2つの整数を答えなさい。
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解答
まず、1001=7×143=7×11×13 となります。
7.11.13 は、それぞれの約数ではないので、
最小公倍数が 1001 となるには、
(7×11 と 13) = (77 と 13) → 最小公倍数1001
(7 と 11×13) = (7 と 143) → 最小公倍数1001
のように、組み合せで考えを進めますが、
7,11,13 を 1回しか使わない場合、足して168になりません。
そこで、7,11,13 を 2回使う ( 2つの整数のどちらにも
約数としてどれかが入る) ことを考えます。
(7×11 と 7×13) = (77 と 91) → 最小公倍数1001
(7×11 と 11×13) = (77 と 143) → 最小公倍数1001
(7×13 と 11×13) = (91 と 143) → 最小公倍数1001
があります。この中で、足して 168 になるのは、 77 と 91 の
場合です。
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