« 食塩水の濃度 第30問 (大妻中学 入試問題 2013年(平成25年度) 算数) | トップページ | 文章題 第87問 仕事算 (洛星中学 受験問題 2013年(平成25年度) 算数) »

2014年6月 3日 (火)

数の性質 第90問 最小公倍数 (西大和学園中学 受験問題 2013年(平成25年度) 算数)

 

問題 (西大和学園中学 受験問題 2013年 算数)

     難易度★★★

 

2つの整数があります。この2つの整数は、たすと 168 で、

最小公倍数が 1001 です。この2つの整数を答えなさい。

----------------------------------------------

----------------------------------------------

解答

 まず、1001=7×143=7×11×13  となります。

7.11.13 は、それぞれの約数ではないので、

最小公倍数が 1001 となるには、

 (7×11 と 13) = (77 と 13) → 最小公倍数1001

 (7 と 11×13) = (7 と 143) → 最小公倍数1001

のように、組み合せで考えを進めますが、

7,11,13 を 1回しか使わない場合、足して168になりません。

 

そこで、7,11,13 を 2回使う ( 2つの整数のどちらにも

約数としてどれかが入る) ことを考えます。

 (7×11 と 7×13) = (77 と 91) → 最小公倍数1001

 (7×11 と 11×13) = (77 と 143) → 最小公倍数1001

 (7×13 と 11×13) = (91 と 143) → 最小公倍数1001

があります。この中で、足して 168 になるのは、 77 と 91

場合です。

 

 

 西大和学園中学の過去問題集は → こちら

 西大和学園中学の他の問題は → こちら

 

|

« 食塩水の濃度 第30問 (大妻中学 入試問題 2013年(平成25年度) 算数) | トップページ | 文章題 第87問 仕事算 (洛星中学 受験問題 2013年(平成25年度) 算数) »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 数の性質 第90問 最小公倍数 (西大和学園中学 受験問題 2013年(平成25年度) 算数):

« 食塩水の濃度 第30問 (大妻中学 入試問題 2013年(平成25年度) 算数) | トップページ | 文章題 第87問 仕事算 (洛星中学 受験問題 2013年(平成25年度) 算数) »