平面図形の面積 第97問 (四天王寺中学 受験問題 2012年(平成24年度) 算数)
問題 (四天王寺中学 受験問題 2012年 算数)
難易度★★★
下の図は、半径7cmの円と合同な2つのひし形を重ねた
ものです。ひし形の対角線の長さの比は、4:3 です。
色の付いた部分の面積の和を求めなさい。
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解答
下の図1のように、円の中心をOとし、A~F の点を定めます。
BC とAO,CD とFO は垂直です。三角形ABC と三角形FDC は
合同なので、BC=CD で、四角形BCDOは正方形です。
(ひし形の対角線は直交するので、角AOF=90度)
また、三角形ABC と三角形CDE は相似で、
AB : BC = CD : DE = 4 : 3 です。
BC=CD=【12】とすると、AB=【16】、DE=【9】です。
AB+CD=【28】=7cm より、BC=CD=3cm とわかります。
四角形ACFO は、三角形ACO と 三角形FCO に分けられ、
それぞれ面積が、7×3÷2=10.5c㎡ なので、
四角形ACFO の面積は、21c㎡ です。
四角形ACFO と同じ図形が4個あるので、図の色の付いた
部分の面積は、
7×7×3.14 - 21×4 = 69.86c㎡
と求められます。
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