文章題 第76問 最大・最小 (慶應義塾中等部 受験問題 2013年(平成25年度) 算数)
問題 (慶應義塾中等部 受験問題 2013年 算数)
難易度★★★
平らなところに置かれた直方体の形の水そうに水を入れます。
ある時刻に水深は 22cm以上25cm以下でした。その10分後
の水深は 35cm以下でしたが、さらに10分後には、水深が
35cm以上になっていました。さらにその10分後の水深として
考えられる、最も浅い場合と最も深い場合を答えなさい。ただし
入れる水の量は一定とし、水があふれ出ることはないものと
します。
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解答
水深と時間の関係について、下の図1のようなグラフを作ると
一目瞭然ですね。
最も水深が深くなるのは、30分後に A になるグラフで、
最も水深が浅くなるのは、30分後に D になるグラフです。
A は、10分で水深が 35-22=13cm 深くなるので、
30分後には、22+13×3=61cm になります。
D は、20分で水深が 35-25=10cm 深くなるので、
30分後には、35+10÷2=40cm になります。
よって、最も深くなるときは、61cm、最も浅くなるときは、40cm
と求められます。
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