和と差 第37問 つるかめ算 (明星中学 受験算数問題 2010年(平成22年度) 算数)
問題 (明星中学 受験算数問題 2010年 算数) 難易度★★★
3つの標的A,B,C を狙って矢を投げるゲームがあり、得点は
Aに当たると 8点、Bに当たると 3点、Cに当たると 1点、どの
標的にも当たらなかったときは 0点です。兄と弟がこのゲームを
それぞれ 30回ずつ行ったところ、次のような結果となりました。
・ 兄は5回標的を外したが、Aに11回当て、総得点は106点
・ 弟はすべて標的に当て、Aに当てた回数はCに当てた回数の
2/3倍で、総得点は106点
このとき、次の問に答えなさい。
(1)兄がB とCに当てた回数をそれぞれ求めなさい。
(2)弟がAに当てた回数を求めなさい。
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解答
(1)兄はAに11回当てたので、11×8=88点を得ています。
B,Cに14回当てて、106-88=18点 になるには、
B(3点)に2回、C(1点)に12回当てたことになります。
(2)Aに当てた回数はCに当てた回数の 2/3倍なので、
C に3回当てた場合、A に2回、合計5回 → 19点
C に6回当てた場合、A に4回、合計10回 → 38点
のようになり、1回当たり、19÷5=3.8点 の得点となります。
つるかめ算で解くと、下の図1のようになり、
30回すべて B に当たったとすると、3×30=90点で、
106-90=16点足りないので、A,Cに当たった合計の
回数は、16÷0.8=20回 とわかります。このとき、
Aに当たった回数は、Cに当たった回数の 2/3 なので
20回を 3 : 2 に分けた 8回 と求められます。
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コメント
(2)はAに当てた回数は8回ですね。
投稿: としちゃん | 2013年10月 3日 (木) 08時25分
としちゃん様、コメントありがとうございます。
ご指摘のとおり、解答が逆になっておりましたので
訂正させていただきました。
また、お気づきの点などございましたら
コメントよろしくお願い致しますm(_ _)m
投稿: 桜組 | 2013年10月11日 (金) 20時12分