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2013年9月 2日 (月)

数の性質 第82問 直方体で立方体を作る (吉祥女子中学 受験問題 2013年(平成25年度) 算数)

問題 (吉祥女子中学 受験問題 2013年 算数)

    難易度★★★

 

たて3cm、横4cm、高さ8cmの直方体の積み木が 5000個

あります。この積み木をすき間なく同じ向きに積み重ねて

立方体を作ります。ただし、使わない積み木があってもよい

ものとします。このとき、次の問に答えなさい。

 

(1)最も小さい立方体を作ると、その立方体の1辺の長さは

   何cm になりますか。また、積み木は何個必要ですか。

(2)最も大きい立方体を作ると、その立方体の1辺の長さは

   何cm になりますか。また、積み木は何個必要ですか。

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解答

 (1)3cm、4cm、8cm の最小公倍数は 24cm なので、

最も小さい立方体の1辺の長さは、24cm です。

 

このとき、たてに、24÷3=8個、横に、24÷4=6個、

高さに、24÷8=3個 の直方体が並んでいるので、

必要な積み木の個数は、

    8×6×3=144個

です。

 

 

 

 (2)一番小さい立方体の次に小さい立方体は、下の図のように

 

Pic_3541a

 

一番小さい立方体を 2×2×2=8個 並べたものです。

 

その次に小さい立方体は、3×3×3=27個、

その次に小さい立方体は、4×4×4=64個、

一番小さい立方体を並べたものです。

 

5000÷144=34あまり104 なので、

作ることができる最も大きい立方体は、

一番小さい立方体を 27個並べたもので、

   1辺の長さは、24×3=72cm

   必要な積み木の個数は、144×27=3888個

となります。

 

 

 

 

 

 

関連問題

 

  直方体で立方体を作る (桜蔭中学 2005年)

 

 吉祥女子中学の過去問題集は → こちら

 

 吉祥女子中学の他の問題は → こちら

 

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