数の性質 第81問 (光塩女子学院中等科 入試問題 2009年(平成21年度) 算数)
問題 (光塩女子学院中等科 入試問題 2009年 算数)
難易度★★★
3つの整数 23、A,B があります。A は3ケタの整数で、
B は 23 と A の和です。これら3つの整数23、A,B を
5で割って商を一の位まで求めたときの余りをそれぞれ
C,D,E とします。ただし、割り切れたときの余りは 0 と
します。このとき、次の問に答えなさい。
(1)C と E が等しくなるとき、
① A として考えられる最も大きい整数を求めなさい。
② A として考えられる整数は全部で何個ありますか。
(2)C とD の和が E より大きいとき、A として考えられる
整数は全部で何個ありますか。
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解答
C は23を5で割ったときの余りなので、3 です。
(1)① 23+A = 5で割って3余る とき、最も大きいA は 995
です。
② A は 3ケタの整数で 5の倍数ならよいので、
100(5×20) から 995(5×199) までで、
199-19=180個 あります。
(2)23 と A の和 と 5で割ったときの余りの関係を調べると、
23 + 100(D=0) → E=3
23 + 101(D=1) → E=4
23 + 102(D=2) → E=0
23 + 103(D=3) → E=1
23 + 104(D=4) → E=2
となるので、A として考えられるのは、5で割ると2,3,4余る
整数とわかります。
この個数は、5個のうち3個あるので、
(999-99)÷5×3=540個
とわかります。
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