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2013年8月29日 (木)

数の性質 第81問 (光塩女子学院中等科 入試問題 2009年(平成21年度) 算数)

 

問題 (光塩女子学院中等科 入試問題 2009年 算数)

     難易度★★★

 

3つの整数 23、A,B があります。A は3ケタの整数で、

B は 23 と A の和です。これら3つの整数23、A,B を

5で割って商を一の位まで求めたときの余りをそれぞれ

C,D,E とします。ただし、割り切れたときの余りは 0 と

します。このとき、次の問に答えなさい。

 

(1)C と E が等しくなるとき、

   ① A として考えられる最も大きい整数を求めなさい。

   ② A として考えられる整数は全部で何個ありますか。

(2)C とD の和が E より大きいとき、A として考えられる

   整数は全部で何個ありますか。

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解答

 C は23を5で割ったときの余りなので、3 です。

 (1)① 23+A = 5で割って3余る とき、最も大きいA は 995

      です。

    ② A は 3ケタの整数で 5の倍数ならよいので、

      100(5×20) から 995(5×199) までで、

      199-19=180個 あります。

 

 (2)23 と A の和 と 5で割ったときの余りの関係を調べると、

    23 + 100(D=0) → E=3

    23 + 101(D=1) → E=4

    23 + 102(D=2) → E=0   

    23 + 103(D=3) → E=1  

    23 + 104(D=4) → E=2

となるので、A として考えられるのは、5で割ると2,3,4余る

整数とわかります。

 

この個数は、5個のうち3個あるので、

 (999-99)÷5×3=540個

とわかります。

 

 

 光塩女子学院中等科の過去問題集は → こちら

 光塩女子学院中等科の他の問題は → こちら

 

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