最短ルート 第9問 (鎌倉学園中学 受験問題 2013年(平成25年度) 算数)
問題 (鎌倉学園中学 受験問題 2013年 算数)
難易度★★★☆
下の図のような底面の直径AB が4cm、母線の長さが
18cm の円すいがあります。A から円すいの周りを
1周半してB までひもをかけます。底面の円の中心を
Oとして、次の問に答えなさい。
(1)底面の円の円周の長さを求めなさい。
(2)円すいの表面積を求めなさい。
(3)ひもの長さが最も短くなるときの長さを答えなさい。
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解答
(1)底面の円は、直径が4cmなので、円周の長さは、
4×3.14=12.56(cm)
です。
(2)底面の円の面積は、2×2×3.14=4×3.14(c㎡)
側面の扇形の面積は、扇形の中心角/360=2/18 なので、
18×18×3.14×2/18=36×3.14(c㎡)
となるので、円すいの表面積は、
4×3.14+36×3.14=40×3.14=125.6(c㎡)
です。
(3)(2)より、側面の扇形の中心角は、40°です。
ひもを1周半させるので、かけるひもの様子は、下の図のように
角ATB=60°のようになるので、ひもの長さAB=18cm
のとき(直線のとき)が、最も短くなります。
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