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2013年6月24日 (月)

計算問題 第93問 (青山学院中等部 入試問題 2013年(平成25年度) 算数)

 

問題 (青山学院中等部 入試問題 2013年 算数)

     難易度★★

 

ある分数A があります。A の分母と分子を入れかえた分数をB

として、次のような計算をしました。ただし、B はAより大きいもの

とします。

 ① A と B を足したものを C とする

 ② B から A を引いたものを D とする

 ③ C と D を足したものを E とする

 ④ C から D を引いたものを F とする

 

(1) E と F の積はいくらですか。

(2) E が 5 のとき、A はいくらですか。

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解答

 (1) E = C + D = (A+B)+(B-A)=B+B=B×2

    F = C - D = (A+B)-(B-A)=A+A=A×2

となります。

 

B は、A の分母と分子を入れかえたものなので、1/A です。

よって、

 E × F =B×2×A×2=A×B×4=A×1/A×4=

となります。

 

【別解】

<あてはめ> で解くことも可能です。

たとえば、A=2/3 のとき、

  B=3/2、C=13/6、D=5/6、E=3、F=8/6

なので、E × F = です。

 

 (2)(1)より、E = B×2 なので、E=5 のとき、B=5/2 で、

A=2/5 です。

 

 

 青山学院中等部の過去問題集は → こちら

 青山学院中等部の他の問題は → こちら

 

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