立体図形の切り口 第52問 (ラ・サール中学 受験問題 2013年(平成25年度) 算数)
問題 (ラ・サール中学 受験問題 2013年 算数)
難易度★★★
下の図のような直方体があります。点Mは辺AE のまん中の
点です。この直方体を、まず3点A,C,F を通る平面で切り、
切ってできる2つの立体のうち、点B を含む方を取り除きます。
次に、残った立体を点Mを通り、底面EFGHに平行な平面で
切ります。このとき次の問に答えなさい。ただし、角すいの
体積は、(底面積)×(高さ)÷3 です。
(1)点E を含む方の立体の体積を求めなさい。
(2)点D を含む方の立体について、
(ア)辺の数と面の数は、それぞれいくつですか。
(イ)体積を求めなさい。
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解答
(1)直方体の切断の様子は、下の図1のようになり、
点E を含む方の立体は、直方体を半分にした
EFGH-MNOP から、三角すい F-PQR を除いたもので、
PQ=3cm、PR=5m、PF=4cm より、
6×10×4 - 3×5÷2×4÷3 = 230c㎥
となります。
(2)(ア)点D を含む立体は下の図2のようになっており、
辺の本数 : 13本 、面の数 : 7面 です。
(2)(イ)図2の立体の体積は、
元の直方体ABCD-EFGH から
三角すいF-ABC と (1)の立体
を除けば求めることができ、
6×8×10 - (6×10÷2×8÷3 + 230)
= 480 - 310 = 170c㎥
です。
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