連続した数の掛け算 第15問 (豊島岡女子学園中学 受験問題 2013年(平成25年度) 算数)
問題 (豊島岡女子学園中学 受験問題 2013年 算数)
難易度★★★
1から25までの整数の中から連続する4つの整数を選び、
掛け算の形で表したものは、下のように22個あります。
1×2×3×4
2×3×4×5
3×4×5×6
・・・・・・・・・・・・
21×22×23×24
22×23×24×25
これら22個の中で、2で4回以上割り切れるものは
何個ありますか。
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解答
連続した4つの整数には、必ず奇数が2個、偶数が2個あります。
また、そのうち1個は必ず【4の倍数】です。
【4の倍数】は2で2回割り切れる性質があります。
すなわち、【奇数】【4の倍数】【奇数】【偶数】といった並びになります。
しかし、これでは、2で3回しか割り切れません。
【奇数】【4の倍数】【奇数】【4の倍数】と並ぶことはありえないです。
【4の倍数】は2で2回割り切れるものでした。
では、2で3回割り切れる整数というと、どのような数でしょうか。
2×2×2=8 なので、【8の倍数】ということがわかります。
【8の倍数】は、【4の倍数】でもありますから、
【奇数】【8の倍数】【奇数】【偶数】
という並びのものならば、2で4回割り切れることがわかります。
22個のうち、【8の倍数】が含まれるものを数えればよいのです。
5×6×7×8 13×14×15×16 21×22×23×24
6×7×8×9 14×15×16×17 22×23×24×25
7×8×9×10 15×16×17×18
8×9×10×11 16×17×18×19
以上の10個があります。
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