立体図形の体積 第42問 (学習院女子中等科 入試問題 2012年(平成24年度) 算数)
問題 (学習院女子中等科 入試問題 2012年 算数)
難易度★★★
底面の半径が6m、高さが10cmの円柱形の水そうと、
円柱形の石AとBがあります。Aは底面の半径が4cm、
高さが3cmで、Bは底面の半径が3cm、高さが4cmです。
はじめに水を上までいっぱいにした水そうに、糸をくくり
つけたAをしずめてから取り出します。そこへBをしずめると
水の高さは何cmになりますか。水そうの厚さと糸の体積は
考えないものとします。
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解答
石AとBでは、どちらが大きいかというと、
A : 4×4×3.14×3=48×3.14
B : 3×3×3.14×4=36×3.14
となるので、A の方がBより、12×3.14 大きいです。
問題の解き方のイメージとしては、下の図1のように、
石A の代わりに石B を入れると、図の白い部分の体積が
減るので、この分、水の高さは下がります。
A がBより、12×3.14c㎥ 体積が小さいので、
下がる水面の高さは、
12×3.14 ÷ (6×6×3.14) =1/3cm
です。
よって、求める水面の高さは、
10 - 1/3 = 9と2/3 (cm)
となります。
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コメント
求める水面の高さの計算が間違っています。
10 - 1/3 = 9と1/3 (cm)
ではなく
10 - 1/3 = 9と2/3 (cm)
になります。
投稿: 万打無 | 2012年10月 5日 (金) 11時31分
万打無さま、コメントありがとうございます。
ご指摘のとおり、答えが間違えておりましたので
訂正させていただきました。
また誤りやご不明な点などありましたら
コメントよろしくお願い致します。
投稿: 桜組 | 2012年10月 9日 (火) 15時28分