図形の回転 第20問 (吉祥女子中学 入試問題 2011年 算数)
問題 (吉祥女子中学 入試問題 2011年 算数) 難易度★★★
下の図1は同じ大きさの正方形を4枚ぴったり合わせたもの
です。これを直線L を軸として1回転させたときにできる立体の
表面積を求めなさい。
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解答
図1の図形を直線L を軸として回転させると、下の図A のように
なります。
図A は、上にドーナツ型の円柱、下に大きい円柱 が重なった立体
となっています。
まず、図A の立体を上下方向から見て、
30×30×3.14×2(2方向分)=1800×3.14(c㎡)
の表面積があります。
次に、ドーナツ型の円柱の側面積を求めると、
20×2×3.14×10+10×2×3.14×10
=600×3.14(c㎡)
最後に、下の大きな円柱の側面積を求めると、
30×2×3.14×10=600×3.14(c㎡)
以上を合計すると、図Aの立体の表面積は、
(1800+600+600)×3.14
=3000×3.14=9420(c㎡)
と求められます。
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