場合の数 並べ方 第58問 (桐光学園中学 入試問題 2010年(平成22年度) 算数)
問題 (桐光学園中学 入試問題 2010年 算数) 難易度★★★
1から8までの数字が1つずつ書かれた赤いカードが8枚と、
1から8までの数字が1つずつ書かれた青いカードが8枚あります。
これら16枚のカードから1枚のカードを取り出し、続けてもう1枚
カードを取り出し、左から順に並べます。並べたカードに書かれた
2つの数の積を計算します。このとき、次の問に答えなさい。
(1)積の1の位の数字が1となるカードの並べ方は何通りですか。
(2)積の1の位の数字が2となるカードの並べ方は何通りですか。
(3)積の1の位の数字が4となるカードの並べ方は何通りですか。
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解答
(1)1の位が1となる積は、
1×1=1、3×7=21
があります。
カードの並べ方として考えられるのは、
赤1 × 青1 、 青1 × 赤1
赤3 × 赤7 、 赤3 × 青7
青3 × 赤7 、 青3 × 青7
赤7 × 赤3 、 赤7 × 青3
青7 × 赤3 、 青7 × 青3
以上の10通り があります。
(1×1 → 2通り 、 3×7 → 8通り)
(2)1の位が2となる積は、
1×2=2、2×6=12、3×4=12、4×8=32、6×7=42
の5通りが考えられます。
(1)の数え方を利用すると、異なる数字の積には、8通りの
並べ方があるので、1の位が2となる積は、5×8=40通り
の並べ方があることがわかります。
(3)1の位が4となる積は、
1×4=4、2×2=4、2×7=14、3×8=24、4×6=24、
8×8=64
の 6通り が考えられます。
6通りのうち、異なる数字の積が4通り、同じ数字の積が2通り
あるので、(1)の数え方より、1の位が4となる積は、
4×8+2×2=36通り
あることがわかります。
数え漏れがないように注意しましょう。
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