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2012年9月11日 (火)

場合の数 並べ方 第58問 (桐光学園中学 入試問題 2010年(平成22年度) 算数)

 

問題 (桐光学園中学 入試問題 2010年 算数) 難易度★★★

 

1から8までの数字が1つずつ書かれた赤いカードが8枚と、

1から8までの数字が1つずつ書かれた青いカードが8枚あります。

これら16枚のカードから1枚のカードを取り出し、続けてもう1枚

カードを取り出し、左から順に並べます。並べたカードに書かれた

2つの数の積を計算します。このとき、次の問に答えなさい。

 

(1)積の1の位の数字が1となるカードの並べ方は何通りですか。

(2)積の1の位の数字が2となるカードの並べ方は何通りですか。

(3)積の1の位の数字が4となるカードの並べ方は何通りですか。

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解答

 (1)1の位が1となる積は、

      1×1=1、3×7=21

があります。

 

カードの並べ方として考えられるのは、

 赤1 × 青1  、 青1 × 赤1

 赤3 × 赤7  、 赤3 × 青7 
 青3 × 赤7  、 青3 × 青7

 赤7 × 赤3  、 赤7 × 青3
 青7 × 赤3  、 青7 × 青3

以上の10通り があります。

(1×1 → 2通り 、 3×7 → 8通り)

 

 (2)1の位が2となる積は、

 1×2=2、2×6=12、3×4=12、4×8=32、6×7=42

の5通りが考えられます。

 

(1)の数え方を利用すると、異なる数字の積には、8通りの

並べ方があるので、1の位が2となる積は、5×8=40通り

の並べ方があることがわかります。

 

 (3)1の位が4となる積は、

 1×4=4、2×2=4、2×7=14、3×8=24、4×6=24、

 8×8=64

の 6通り が考えられます。

 

6通りのうち、異なる数字の積が4通り、同じ数字の積が2通り

あるので、(1)の数え方より、1の位が4となる積は、

 4×8+2×2=36通り

あることがわかります。

 

数え漏れがないように注意しましょう。

 

 

 桐光学園中学の過去問題集は → こちら

 桐光学園中学の他の問題は → こちら

 

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