« 場合の数 第53問 並べ方 (山手学院中学 2011年(平成23年度) 受験問題 算数) | トップページ | 文章題 第52問 反比例 (大阪星光学院中学 受験問題 2012年(平成24年度) 算数) »

2012年5月16日 (水)

平均 第16問 (奈良学園登美ヶ丘中学 2009年(平成21年度) 入試算数問題)

 

問題 (奈良学園登美ヶ丘中学 2009年 入試算数問題) 

     難易度★★★

 

A校、B校、C校、D校で生徒の身長を測り、全校生徒の平均と

男女別の平均を計算すると、下の表のようになりました。A校、

B校、C校、D校を、全校生徒に対して男子生徒の人数の割合が

高い順番に並べなさい。

 Pic_2930q

---------------------------------------------

---------------------------------------------

解答 

 各校の男子生徒は全員、男子平均の身長、

女子生徒は全員、女子平均の身長だったと仮定します。

 

たとえば、A校で考えると下の図1の面積図を描くことができます。

    Pic_2931a_3

このとき、図1の青い部分と黄色い部分は同じ面積(合計身長)に

なり、全校生徒の平均身長と男子平均は4cm、女子平均は6cm

差があるので、4×【男子数】=6×【女子数】 より、

  【男子数】 : 【女子数】 = 6 : 4 = 3 : 2 となります。

 

同様に、

 B校では、【男子数】:【女子数】= 5 : 5 = 1 : 1

 C校では、【男子数】:【女子数】= 4.5 : 5.5 = 9 : 11

 D校では、【男子数】:【女子数】= 6.5 : 3.5 = 13 : 7

 

以上から、全校生徒に対して、男子生徒の割合は、

 A校では、3/5=12/20

 B校では、1/2=10/20

 C校では、9/20

 D校では、13/20

とわかるので、男子生徒の割合が高い順に並べると、

 D校 → A校 → B校 → C校

となります。

 

 

 奈良学園登美ヶ丘中学の過去問題集は → こちら

 奈良学園登美ヶ丘中学の他の問題は → こちら

 

|

« 場合の数 第53問 並べ方 (山手学院中学 2011年(平成23年度) 受験問題 算数) | トップページ | 文章題 第52問 反比例 (大阪星光学院中学 受験問題 2012年(平成24年度) 算数) »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 平均 第16問 (奈良学園登美ヶ丘中学 2009年(平成21年度) 入試算数問題):

« 場合の数 第53問 並べ方 (山手学院中学 2011年(平成23年度) 受験問題 算数) | トップページ | 文章題 第52問 反比例 (大阪星光学院中学 受験問題 2012年(平成24年度) 算数) »