連続した数の掛け算 第12問 (早稲田中学 2010年(平成22年度) 入試問題 算数)
問題 (早稲田中学 2010年 受験問題 算数) 難易度★★★
連続した12個の整数の和が2010になりました。
(1) これらの整数のうち、最も小さいものを答えなさい。
(2) これらの整数をすべてかけ合せた数の下3けたを答えなさい。
たとえば、12345の下3けたは、345です。
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解答
(1)最も小さい整数をAとすると、12個の整数は、
A,A+1、A+2、・・・、A+11 と表すことができ、
12個の整数の和は、
A×12+(1+2+・・・+11)=2010 となるので、
A×12=2010-(1+11)×11÷2
=1944 より、
A=1944÷12=162 と求めることができます。
(2)12個の整数は、(1)より、
162、163、164、・・・、173 の12個となります。
まず、170、165の2つの5の倍数があることから、
10を2つ作ることができることがわかります。
(165×162→□□0)
すなわち、下3けたは、□00 となります。
残りの9個の一の位をかけると、
3×4×6×7×8×9×1×2×3
1の位だけ計算して、8になります。
よって、12個の整数をすべてかけ合せた数の下3けたは、
800 になります。
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