ニュートン算 第6問 (開成中学 2011年(平成23年度) 入試問題 算数)
問題 (開成中学 2011年 入試問題 算数) 難易度★★★
西山動物園では、開門前に長い行列ができていて、さらに、
一定の割合で入園希望者が行列に加わっていきます。開門と
同時に、券売機を5台使うと20分で行列がなくなり、開門と
同時に、券売機を6台使うと15分で行列がなくなります。また、
もし開門のときの行列の人数が50人少なかったとすると、
開門と同時に券売機を7台使うと10分で行列がなくなります。
開門前の行列に並んでいる人数はいつも同じものとして、次の
問に答えなさい。
(1)開門のとき、行列の人数は何人ですか。
(2)開門と同時に、券売機を10台使うと、何分で行列が
なくなりますか。
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解答
(1)1分間で券売機が処理できる人数を【 1 】
1分間に新たに並ぶ人数を< 1 >
最初に並んでいる人数を □人 とします。
5台の券売機を使うと20分、6台の券売機を使うと15分で
行列がなくなるので、
□+<20>=【 1 】×5台×20分=【 100 】
□+<15>=【 1 】×6台×15分=【 90 】
という式ができます。ここから、1分間で加わる人数は
券売機1台が1分で処理できる人数の2倍ということがわかります。
< 1 > = 【 2 】 なので、< 15 > = 【 30 】で、
□=【 60 】 ということがわかります。
券売機を7台使うと、10分で行列がなくなるので、
【 60 】 - 50人 + < 10 > =【 70 】 となり、
< 10 > = 【 20 】 より、50人 = 【 10 】 とわかり、
開門のときの行列の人数 【 60 】= 300人 と求められます。
(2)< 1 > = 10人
【 1 】 = 5人 です。
券売機が10台あるとき、
300人 + 10人×□分 = 5人×10台×□分
という式となり、
300 + 10×□ = 50×□
より、
300=40×□ なので、□=300÷40=7.5分 です。
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