グラフを読む 第14問 点と点の距離 (大阪桐蔭中学 2009年(平成21年度) 算数受験問題)
問題 (大阪桐蔭中学 2009年 算数受験問題) 難易度★★★
P地点とQ地点の間に8kmのまっすぐな道路があり、2台の車
A,Bが同時にP地点を出発し、P地点とQ地点との間を、と中で
止まることなく何度も往復し続けます。下のグラフは、2台の車が
出発してからの2台の車の間の距離が変化する様子を表した
ものです。
このとき、次の問に答えなさい。ただし、2台の車A,Bは、
それぞれ一定の早さで走っていて、AはBより速いものと
します。
(1)2台の車A,Bは、それぞれ時速何kmで走っていますか。
(2)グラフの【ア】~【エ】にあてはまる数を答えなさい。
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解答
(1)グラフより、A,BがP地点を出発して12分後、AがQ地点を
折り返したことがわかります。
よって、Aの速度は、12分で8km進むので、時速40km です。
また、15分後にAとBは出会っています。下の図1のように、
15分間にAが10km進むと、Bは、8×2-10=6km
進んだことがわかり、Bの時速は24km と求められます。
(2)【ア】・・・AがQ地点についたときのAとBの間の距離。
12分間にBは24÷5=4.8km 進むので、
【ア】=8-4.8=3.2km です。
(2)【イ】・・・BがQ地点に着く時間。
Bは時速24kmで進んでいるので、【イ】=8÷24×60=20分
(2)【ウ】・・・AがP地点に着いたときの2台の車の間の距離。
Aは片道12分かかっているので、AがP地点に着くのは、
12×2=24分後
このとき、Bは、24÷60×24=9.6km 地点
=Q地点から1.6km 地点
にいるので、A と B は、8-1.6=6.4km はなれています。
(2)【エ】2回目にAとBが出会う時間。
【ウ】のとき(24分後)に6.4km離れていて、そこから
A,Bは共に向き合って進み、
6.4÷(40+24)×60=6分後 に出会います。
よって、【エ】=24+6=30分 です。
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