星座早見盤 (学習院中等科 2011年(平成23年度) 入試問題 理科)
問題 (学習院中等科 2011年 入試問題 理科) 難易度★★★
下の図は、星座早見表を簡単に表したものです。
(1)北の方角を表すのは、A~D のうち、どれですか。
(2)東の方角を表すのは、A~D のうち、どれですか。
(3)E の星について、正しくないものをすべて選びなさい。
(ア)E の星は、地球上のどこにいても見える
(イ)E の星は、太陽の光を反射して光っている
(ウ)E の星の周りの星は、時計回りにE の星の周りを回る
(エ)E の星は、北極では、ほぼ真上に見える
(オ)E の星は、日本から見ると1日中沈まない
(4)F の位置にある星は、同じ場所で観察したとき、
1ヶ月後に G,H のどちらに移動しますか。
(5)この星座早見盤をもって旅行に出かけました。日本と同様に
星座を観察することができるのは、下の地図のどの都市
ですか。すべて選びなさい。地図の横線は、上から北緯40度、
赤道、南緯40度の線です。
A:ローマ、B:ケープタウン、C:シンガポール、D:北京、
E:シドニー、F:ブラジリア
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解答
(1)、(2)星座早見盤は、A が北、B が東、C が南、D が西
です。
自分が向いている方角が一番したに来るように持ち、天に
かざすことで、星座を見比べることができます。
(3)(ア)、(イ)、(ウ)は誤りです。
北半球では、北極星の高度が緯度と同じ数字になります。
北緯90°付近の北極では、90°のほぼ真上に北極星を
見ることができます。
(4)星は、1年かけて北極星の周りを反時計周りに1周するので、
1ヶ月後、F の星は西の方向へ移動して、Hの位置にきます。
(5)日本と同じように星が見られるのは、日本と同じ緯度の
A:ローマ、D:北京 の2都市です。
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