積み木の問題 第17問 (渋谷教育学園幕張中学 2007年(平成19年度) 入試問題 算数)
問題 (渋谷教育学園幕張中学 2007年 入試問題 算数)
難易度★★★★
小さい立方体A を何個か使って、大きい立方体B を作ります。
立方体B のすべての面に色を塗り、その後くずします。
その中から、どの面にも色が塗られていない立方体を集めて
立方体C を作ると、立方体B の表面積と立方体C の表面積の
比が 16 : 9 でした。このとき、はじめに立方体A が何個
あったか求めなさい。
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解答
立方体C は、立方体B の一番外側の面を取ったものですね。
上の図1のように、
立方体B の1つの面の面積を B 、
立方体C の1つの面の面積を C、とすると、
それぞれの立方体の表面積の比= B×6 : C×6 = B : C
となります。
すなわち、B : C = 16 : 9 なので、下の図2のように、
B の1辺の長さは4、C の1辺の長さは3 のとき、面積比=16:9
となるので、立方体B を作る立方体A の1辺の長さは0.5 と
なります。
よって、立方体B の1辺には、立方体A が、4÷0.5=8個
あるので、使われた立方体A の個数は、
8×8×8=512個 です。
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