« 反射 第3問 (久留米大学附設中学 2010年 入試問題 算数) | トップページ | 場合の数 図形の選び方 第12問 (灘中学 2004年 入試問題 算数) »

2010年11月20日 (土)

規則性の問題 数の並び 第40問 (巣鴨中学 算数受験問題)

 

問題 (巣鴨中学 算数受験問題) 難易度★★★

 図のように木を植えていきます。大きな木から始めて、

大きい木と木の間に小さな木を植えます。小さな木は、

初めは1本、次は2本、その次は4本、・・・というように

2倍ずつ増やしていきます。大きな木と小さな木の間を

3.25m、小さな木どうしの間は1.25mとし、木の太さは

考えないことにして、次の各問に答えなさい。

  Pic_0319

 (1)初めから数えて、大きな木の3本目と4本目の間の

距離は、大きな木の2本目と3本目の間の距離より何m

長いか求めなさい。

 (2)初めから数えて、大きな木の5本目と6本目の間の

距離を求めなさい。

 (3)初めの大きな木から測って100mのところまでに

大小合わせて何本の木があるか答えなさい。

---------------------------------------------

--------------------------------------------------

解答

 (1)3本目と4本目の間には小さい木が4本

2本目と3本目の間には小さい木が2本

よって、距離の差は、小さい木の間の距離2つ分で、

1.25×2=2.5m です。

 

 (2)5本目と6本目の間には小さい木が何本あるのか

考えると、2×2×2×2=16本あります。

16本の木と木の間は16-1=15箇所であることに注意して、

5本目と6本目の間の距離は、

3.25×2+1.25×15=6.5+18.75=25.25m です。

  

 (3)1本目と2本目の間は、3.25×2

2本目と3本目の間は、3.25×2+1.25×(2-1)

3本目と4本目の間は、3.25×2+1.25×(4-1)

4本目と5本目の間は、3.25×2+1.25×(8-1)

5本目と6本目の間は、3.25×2+1.25×(16-1)

6本目までの距離を計算すると、6.5×5+1.25×26<100

6本目と7本目の間は、3.25×2+1.25×(32-1)

7本目までの距離を計算すると、6.5×6+1.25×57

=39+57+57÷4=96+14.25=110.25m で、

100mを超えます。

7本目の大きな木を除いたと考えると、32本目の小さい木まで

110.25-3.25=107m です。

1.25×6=7.5m なので、107-7.5=99.5m、つまり

   Pic_0320

100mの地点までには、32-6=26本 の

小さい木があることになります。 

 

よって、全部で何本の木があるか数えると、

 大きい木:6本

 小さい木:1+2+4+8+16+26=57本

合計すると、6+57=63本 ということになります。

 

 

 巣鴨中学の過去問題集は → こちら

 巣鴨中学の他の問題は → こちら

 

|

« 反射 第3問 (久留米大学附設中学 2010年 入試問題 算数) | トップページ | 場合の数 図形の選び方 第12問 (灘中学 2004年 入試問題 算数) »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 規則性の問題 数の並び 第40問 (巣鴨中学 算数受験問題):

« 反射 第3問 (久留米大学附設中学 2010年 入試問題 算数) | トップページ | 場合の数 図形の選び方 第12問 (灘中学 2004年 入試問題 算数) »