規則性の問題 数の並び 第40問 (巣鴨中学 算数受験問題)
問題 (巣鴨中学 算数受験問題) 難易度★★★
図のように木を植えていきます。大きな木から始めて、
大きい木と木の間に小さな木を植えます。小さな木は、
初めは1本、次は2本、その次は4本、・・・というように
2倍ずつ増やしていきます。大きな木と小さな木の間を
3.25m、小さな木どうしの間は1.25mとし、木の太さは
考えないことにして、次の各問に答えなさい。
(1)初めから数えて、大きな木の3本目と4本目の間の
距離は、大きな木の2本目と3本目の間の距離より何m
長いか求めなさい。
(2)初めから数えて、大きな木の5本目と6本目の間の
距離を求めなさい。
(3)初めの大きな木から測って100mのところまでに
大小合わせて何本の木があるか答えなさい。
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解答
(1)3本目と4本目の間には小さい木が4本
2本目と3本目の間には小さい木が2本
よって、距離の差は、小さい木の間の距離2つ分で、
1.25×2=2.5m です。
(2)5本目と6本目の間には小さい木が何本あるのか
考えると、2×2×2×2=16本あります。
16本の木と木の間は16-1=15箇所であることに注意して、
5本目と6本目の間の距離は、
3.25×2+1.25×15=6.5+18.75=25.25m です。
(3)1本目と2本目の間は、3.25×2
2本目と3本目の間は、3.25×2+1.25×(2-1)
3本目と4本目の間は、3.25×2+1.25×(4-1)
4本目と5本目の間は、3.25×2+1.25×(8-1)
5本目と6本目の間は、3.25×2+1.25×(16-1)
6本目までの距離を計算すると、6.5×5+1.25×26<100
6本目と7本目の間は、3.25×2+1.25×(32-1)
7本目までの距離を計算すると、6.5×6+1.25×57
=39+57+57÷4=96+14.25=110.25m で、
100mを超えます。
7本目の大きな木を除いたと考えると、32本目の小さい木まで
110.25-3.25=107m です。
1.25×6=7.5m なので、107-7.5=99.5m、つまり
100mの地点までには、32-6=26本 の
小さい木があることになります。
よって、全部で何本の木があるか数えると、
大きい木:6本
小さい木:1+2+4+8+16+26=57本
合計すると、6+57=63本 ということになります。
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