有名な四面体 第4問 (城北中学 2008年(平成20年度) 算数入試問題)
問題 (城北中学 2008年 算数入試問題) 難易度★★★
下の図のような正四角すいがあります。
AB=AC=AD=AE、BC=CD=DE=EB、AO=10cm、
OB=OC=OD=OE=5cm のとき、この正四角すいの
表面積を求めなさい。
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解答
定番の問題なので、得点源としておきたい問題です。
正四角すいA-BCDE は、下の図1のように、三角すいA-BCOが
4個集まったものです。
この三角すいA-BCOの展開図は、下の図2のように
1辺10cmの正方形となります。
図2より、正四角すいの側面の三角形ABCの面積を求められ、
10×10-(5×10÷2×2+5×5÷2)=50-25÷2 (c㎡)
となります。
よって、正四角すいの表面積は、正方形BCDEの面積を加えて、
(50-25÷2)×4+10×10÷2=200c㎡ となります。
【関連問題】
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コメント
側面積を出す際、5×5÷2の部分の三角形の面積を引いていますが、どうせ最後に底面積として足しているのですから、引かずに側面積と5×5÷2の三角形の面積を4倍するだけで求められるのではないでしょうか?
投稿: ひで | 2010年7月22日 (木) 14時29分
ひでさん、コメントありがとうございます。
三角形ABCの面積=50-25÷2 で、
四角形ABOCの面積=50 なので、
50×4=200と解くのはスマートですね。
このように一挙に解くと楽であることに気づいて
もらいたいこともありますし、また一方で、
(側面積×4)+底面積 という基本に沿った
解き方も示したいので、上記のような解答に
してあります。
またご不明な点やわかりにくい点がございましたら
ご指摘お願いいたします。
投稿: 桜組 | 2010年7月22日 (木) 17時35分