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2010年3月16日 (火)

規則性の問題 数の並び 第22問 (横浜共立学園中学 2008年(平成20年度) 受験問題 算数)

 

問題 (横浜共立学園中学 2008年 受験問題 算数) 難易度★★

 

次のように、ある規則に従って整数を並べていきます。

   2,1,4,3,6,5,8,7,10,9,12,11,・・・

このとき、次の問に答えなさい。

 

(1)20番目の数を求めなさい。

(2)2008は何番目か求めなさい。

(3)並んでいる4つの数を取り出すと、和が222でした。

   取り出した4つの数を並んでいる順に答えなさい。

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解答

 (1)偶数と奇数が逆になって並んでいて、

1番目と2番目は、2,1

3番目と4番目は、4,3

 というようになっているので、

20番目は、20-1=19 です。

 

 (2)2007番目と2008番目が、2008,2007 なので、

2008は2007番目 です。

 

 (3)4つの数:○、●、□、■を取り出すとき、

○が偶数か奇数かによって2通り考えることができます。

 

○が偶数のとき、

 4つの数の和は、連続する4つの数の和になります。

 (2,1,4,3 → 1,2,3,4  6,5,8,7 → 5,6,7,8)

すると、○、●、□、■の和は、○、○-1、○+2、○+1 の和で、

○×4+2=222 より、○=220÷4=55 となりますが、

55は偶数ではないので、不適切です。

 (55だとすると、55,54,57,56 ですが、

   問題文の数字の並びと異なってしまいます)

 

○が奇数のとき、○、●、□、■ は、

 ○、○+3、○+2、○+5 となり、

○×4+10=222 より、○=212÷4=53 と求められ、

取り出した4つの数は、53,56,55,58 だとわかります。

 

 

 横浜共立学園中学の過去問題集は → こちら

 横浜共立学園中学の他の問題は → こちら

 

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