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2010年2月16日 (火)

規則性の問題 数の並び 第19問 (筑波大学附属駒場中学 2007年(平成19年度) 受験問題 算数)

 

問題 (筑波大学附属駒場中学 2007年 受験問題 算数) 

     難易度★★★

 

 分数 51/82 を小数に直していくとき、小数第一位にある数を

1番目の数、小数第二位にある数を2番目の数、・・・ とします。

このとき、次の問に答えなさい。

 

(1)10番目の数を答えなさい。

(2)1番目の数から100番目の数までをすべてかけて

   できた数には、一の位から0が続けて何個並びますか。

(3)1番目の数に2番目の数を加え、さらに3番目の数を加え、

   ・・・と、順に次々に数を加えていきます。加えてできた数が

   ちょうど2007になるのは、何番目の数までをくわえたとき

   ですか。

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解答

 (1)51÷82=0.62195121951・・・ となり、

10番目の数は、「」とわかります。

 

 (2)51÷82=0.62195121951・・・ なので、

「21951」の5個の数がくり返されることがわかります。

 

100番目の数は、5の倍数の数が「5」なので、「5」です。

「21951」の5個の数をかけると、2×5=10 から、

1つ「10」ができます。

 

100番目までに、100÷5=20回の「21951」が登場するので

(最後の20回目だけは「2195」までですが、結果は同じ)

10が20個できることになるので、1番目から100番目までの

数をすべてかけると、一の位から0が続けて20個並ぶことに

なります。

 

 (3)1番目から順に次々に数を加えていくということは、

1番目の「6」に「21591」を次々に加えていくことです。

    2+1+5+9+1=18

なので、ちょうど2007になるのは、

    (2007-6)÷18=2001÷18

                =111 あまり 3 なので、

    「6」+「21591」×111回+「2」+「1」=2007

とわかり、

    1+5×111+2=558番目の数まで加えたときです。

 

 

 筑波大学附属駒場中学の過去問題集は → こちら

 筑波大学附属駒場中学の他の問題は → こちら

 

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