規則性の問題 数の並び 第19問 (筑波大学附属駒場中学 2007年(平成19年度) 受験問題 算数)
問題 (筑波大学附属駒場中学 2007年 受験問題 算数)
難易度★★★
分数 51/82 を小数に直していくとき、小数第一位にある数を
1番目の数、小数第二位にある数を2番目の数、・・・ とします。
このとき、次の問に答えなさい。
(1)10番目の数を答えなさい。
(2)1番目の数から100番目の数までをすべてかけて
できた数には、一の位から0が続けて何個並びますか。
(3)1番目の数に2番目の数を加え、さらに3番目の数を加え、
・・・と、順に次々に数を加えていきます。加えてできた数が
ちょうど2007になるのは、何番目の数までをくわえたとき
ですか。
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解答
(1)51÷82=0.62195121951・・・ となり、
10番目の数は、「5」とわかります。
(2)51÷82=0.62195121951・・・ なので、
「21951」の5個の数がくり返されることがわかります。
100番目の数は、5の倍数の数が「5」なので、「5」です。
「21951」の5個の数をかけると、2×5=10 から、
1つ「10」ができます。
100番目までに、100÷5=20回の「21951」が登場するので
(最後の20回目だけは「2195」までですが、結果は同じ)
10が20個できることになるので、1番目から100番目までの
数をすべてかけると、一の位から0が続けて20個並ぶことに
なります。
(3)1番目から順に次々に数を加えていくということは、
1番目の「6」に「21591」を次々に加えていくことです。
2+1+5+9+1=18
なので、ちょうど2007になるのは、
(2007-6)÷18=2001÷18
=111 あまり 3 なので、
「6」+「21591」×111回+「2」+「1」=2007
とわかり、
1+5×111+2=558番目の数まで加えたときです。
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