食塩水の濃度 第1問 (高槻中学 2008年(平成20年度) 入試問題 算数)
問題 (高槻中学 2008年 入試問題 算数) 難易度★★★★
(1)濃度7%の食塩水が200gありました。この食塩水に食塩を
加えてよくかき混ぜると、濃度10%の食塩水ができました。
加えた食塩は何gですか。
(2)濃度のわからない食塩水Aが200gあります。この食塩水A
から50gを捨てて、その代わりに水を50g加えてよくかき混ぜ
ます。できた食塩水をBとします。さらにこの食塩水Bから50g
を捨てて、その代わりに水を50g加えてよくかき混ぜます。
できた食塩水をCとします。食塩水Cの濃度が7.5%である
とき、元の食塩水Aの濃度は何%だったか答えなさい。
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解答
(1)濃度7%の食塩水200gのうち、
食塩は14g、水は200-14=186g です。
食塩を加えて、濃度10%の食塩水になるとき、
水:186gは変化していないので、濃度10%の食塩水の食塩の量を
○g とすると、
○÷(186+○)=1/10 より、○=186÷9=20と2/3(g)
と求められます。
よって、加えた食塩の量は、20と2/3-14=6と2/3(g) です。
(2)200gの食塩水から50gを捨てて、水を代わりに加えると、
食塩の量は、下の図のように3/4になります。
食塩水Cの濃度が7.5%のとき、ふくまれる食塩の量は15g
なので、食塩水Aにふくまれていた食塩の量は、
15×4/3×4/3=80/3(g)
です。
よって、食塩水Aの濃度は、
80/3 ÷200 ×100=40/3=13と1/3(%)
だったことがわかります。
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