平面図形の面積 第71問 面積比 (筑波大学附属中学 2002年(平成14年度) 入試問題 算数)
問題 (筑波大学附属中学 2002年 入試問題 算数) 難易度★★★
(1)図1のように、同じ大きさの長方形を2つ並べます。次に、
図2のように、片方の長方形の中に、ひとつの頂点が重なる
ように平行四辺形を描くと、①の部分の面積が2c㎡ 、②の
部分の面積が15c㎡ 、③の部分の面積が7c㎡ になりました。
このとき、ABの長さとBCの長さの比を求めなさい。
(2)図3のように、図2に描いたものと同じ平行四辺形を
もう一方の長方形にも描き、BEが直線になるようにしました。
このとき、DEの長さとEFの長さの比を求めなさい。
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解答
(1)図2は、下の図4のように等積変形できます。
②の部分は④と⑤の部分に分けると、
①:2c㎡、②:15c㎡、③:7c㎡、から、2つの長方形の面積の和が
2+15+7=24c㎡ とわかるので、1つの長方形の面積は、12c㎡
とわかります。よって、④の部分の面積=12c㎡ なので、
⑤の部分の面積=15-12=3㎡ です。
よって、ABの長さ:BCの長さ=⑤の面積:①+③の面積
=3:9=1:3 となります。
(2)図3は、下の図5のように面積を振り分けることができ、
等積変形すると、図6のようになります。
(1)から、長方形の面積は12c㎡ と求めているので、
図の⑥の部分の面積=12-(2×4+3)=1c㎡ とわかります。
よって、DEの長さ:EFの長さ=12-1:1=11:1 とわかります。
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