平面図形の面積 第64問 (豊島岡女子学園中学 2006年(平成18年度) 算数受験問題)
問題 (豊島岡女子学園中学 2006年 算数受験問題) 難易度★
下の図の四角形ABCDは面積が9c㎡の正方形です。
四角形EFGHも正方形で、四角形ABCDの各辺を3等分
する点と図のように交わっています。このとき、次の問に
答えなさい。
(1)図1の色のついた部分の面積を答えなさい。
(2)図2の色のついた部分の面積を答えなさい。
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解答
(1)正方形ABCDの面積が9c㎡なので、AB=AD=3cm と
わかります。ADとEF,EHの交点をP,Qとすると、点P,Qは、
ADを3等分しているので、AP=PQ=QD=1cm とわかります。
また、EFとAB、EHとCDの交点をそれぞれR,Sとすると、
AR=DS=1cm となり、三角形APR、三角形DQSが直角
二等辺三角形であることがわかります。(図3)
三角形EPQは、角EPQ=角EQP=45度なので、直角二等辺
三角形で、高さはPQの長さの半分の0.5cm なので、面積は
1×0.5÷2=0.25c㎡ です。
求める面積は、
三角形EPQの面積×4 + 三角形APRの面積×4
=0.25×4+1×1÷2×4=3c㎡ となります。
(2)求める部分は、三角形APEの面積×8に等しく、
三角形APEは、AP=1cm、高さ=0.5cm なので、
面積は、1×0.5÷2=0.25c㎡ より、
求める部分の面積は、0.25×8=2c㎡ となります。
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