平面図形の面積 第40問 (神戸女学院中学 2009年(平成21年度) 入試算数問題)
問題 (神戸女学院中学 2009年 入試算数問題)
難易度★★★
1辺6cmの正方形ABCDがあります。ADを2等分する点をM,
ABを2:1に分ける点をNとしたとき、図の色のついた部分の
面積を求めなさい。
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解答
三角形CDMの面積=6×3÷2=9c㎡
三角形BCNの面積=6×2÷2=6c㎡
BMとDNの交点をPとすると、四角形ANPMの面積を求めれば
図形CNPMの面積が求まります。
MからABと平行な線を引き、DNと交わる点をQとすると、
三角形ANDと三角形MQDは相似で、AD=6cm、MD=3cm
なので、MQ=AN÷2=2cmです。
次に、三角形BNPと三角形MQPがBN=MQ=2cmなので
合同です。よって、BP=PMとわかります。
そこでPを通りADと平行な線を引き、ABとの交点をRとすると
三角形BAMと三角形BRPは相似で、BP=PMなので、
BR=RA=6÷2=3cm 、またPR=3÷2=1.5cm とわかり、
図形ANPMの面積=三角形ANPの面積+三角形AMPの面積
=4×1.5÷2+3×3÷2=7.5c㎡ となります。
よって、求める部分の面積は、
36-(9+6+7.5)=13.5c㎡
となります。
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コメント
解答の「次に、三角形BNQと三角形MQPが」は「次に、三角形BNPと三角形MQPが」に直すのが正しいです。
投稿: 万打無 | 2010年12月 8日 (水) 09時54分
万打無さま、コメントありがとうございます。
ご指摘のとおり、解答に誤りがありましたので
訂正させていただきました。
またお気づきの点がございましたら、コメント
よろしくお願いいたします。
投稿: 桜組 | 2010年12月13日 (月) 12時21分