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2009年8月22日 (土)

数の性質 第16問 (武蔵中学 2003年(平成15年度) 算数受験問題)

問題 (武蔵中学 2003年 算数受験問題) 難易度★★★★

 37人に962個のビー玉全部を次のように配ります。

くじで当たった7人には、A個ずつ、はずれた30人にはB個ずつ

とします。ただし、Aの方がBより大きいとします。

AとBにあてはまる数の組をすべて求めなさい。

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解答

 式で表すと、7×A+30×B = 962 で、AがBより大きいです。

AがBより大きいとはいえ、どれくらいなのか目安をまず求めます。

 

A=Bだとすると、(7+30)×□ = 962 とできて、

□=962÷37=26 と割り切れました。

 

すなわち、7×26(A)+30×26(B) = 962 ですが、

AがBより大きいので、これは答えに含むことができません。

ここからBを減らしていけばよいですね。

 

ここで、7と30の最小公倍数は210なので、210ずつ増減して

いけば、整数A,Bの組が求められます。

 

すなわち、Aは26から210÷7=30ずつ増やし、

Bは26から210÷30=7ずつ減らせばよいわけです。

 

よって、(A,B)=(56,19)、(86,12)、(116,5) の3組が

可能というわけです。

   

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