数の性質 第16問 (武蔵中学 2003年(平成15年度) 算数受験問題)
問題 (武蔵中学 2003年 算数受験問題) 難易度★★★★
37人に962個のビー玉全部を次のように配ります。
くじで当たった7人には、A個ずつ、はずれた30人にはB個ずつ
とします。ただし、Aの方がBより大きいとします。
AとBにあてはまる数の組をすべて求めなさい。
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解答
式で表すと、7×A+30×B = 962 で、AがBより大きいです。
AがBより大きいとはいえ、どれくらいなのか目安をまず求めます。
A=Bだとすると、(7+30)×□ = 962 とできて、
□=962÷37=26 と割り切れました。
すなわち、7×26(A)+30×26(B) = 962 ですが、
AがBより大きいので、これは答えに含むことができません。
ここからBを減らしていけばよいですね。
ここで、7と30の最小公倍数は210なので、210ずつ増減して
いけば、整数A,Bの組が求められます。
すなわち、Aは26から210÷7=30ずつ増やし、
Bは26から210÷30=7ずつ減らせばよいわけです。
よって、(A,B)=(56,19)、(86,12)、(116,5) の3組が
可能というわけです。
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