規則性の問題 図形 第1問 (神戸女学院中学 2008年 受験算数問題)
問題 (神戸女学院中学 2008年 受験算数問題) 難易度★★★
面積が20c㎡の正三角形①があります。①の3辺の中点を
それぞれ結び、②のように黒い正三角形を作ります。②の白い
3個の正三角形に、同様に中点を結んで③のようにします。
この作業を繰り返したとき、次の問いに答えなさい。
(1)⑥番目には、白い正三角形と黒い正三角形は何個に
なるか答えなさい。
(2)③番目の白い正三角形の部分の面積は、②番目のときの
何倍になっているか答えなさい。
(3)白い正三角形の部分の面積が5c㎡より小さくなるのは
何番目か答えなさい。
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解答
(1)白い正三角形の数は、「3」を「回数-1」回、掛けたもので
黒い正三角形の数は、「1回前の白と黒の合計」となっています。
⑤回目の白は、3×3×3×3=81個、黒は27+13=40個
⑥回目の白は、81×3=243個、黒は、81+40=121個
(2)白い正三角形の部分の面積は、回を追うごとに3/4に
なっていっています。よって、3/4倍です。
(3)最初の正三角形の面積が20c㎡なので、
20×3/4×3/4×・・・と、3/4を何回か掛けていって、
5より小さくなるところを探します。
「5」ではわかりにくいので、両辺「5」で割って、
4×3/4×3/4×・・・と「1」の比較をします
4×3/4=3 1より大きい (②)
4×3/4×3/4×3/4×3/4=81/64 1より大きい (⑤)
4×3/4×3/4×3/4×3/4×3/4=243/256
→ 1より小さい (⑥)
よって、⑥番目に、白い正三角形の部分の面積は
5c㎡より小さくなります。
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