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2009年6月 1日 (月)

平面図形の面積 第2問 対角線の利用 (灘中学 算数受験問題 2001年(平成13年度))

問題 (灘中学 算数受験問題 2001年 類題) 難易度★★★

 下の図で、大きい円はOを中心として、円周上に

点A,Bがあり、ABを直径とする小さい円の円周上に

Oがあるとき、黄色い部分の面積を求めなさい。 

AB=4cmとします。

       Photo

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解答

 直径AB上に、円の中心Pを取ると、三角形OPBは

直角二等辺三角形となり、角OBP=45°です。

       Photo_2

さらに、三角形OABも直角二等辺三角形(OA=OB)、

BOを延長して、大きい円との交点をCとすると、 

三角形AOCも直角二等辺三角形であることがわかり、

三角形ABCも直角二等辺三角形ということになります。

 扇形AOBと扇形AOCは合同で、

 三角形AOBと三角形AOCは合同なことから、

 次のように変形していくことができます。

Photo_3

よって、求める面積は、三角形ABCの面積と、

中心Oの円の半円の面積の合計ということになり、

AB=4cmなので、黄色い部分の面積は、

4×4÷2+4×4÷2×3.14×180/360

=8+12.56=20.56 c㎡ となります。

  

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