平面図形の面積 第2問 対角線の利用 (灘中学 算数受験問題 2001年(平成13年度))
問題 (灘中学 算数受験問題 2001年 類題) 難易度★★★
下の図で、大きい円はOを中心として、円周上に
点A,Bがあり、ABを直径とする小さい円の円周上に
Oがあるとき、黄色い部分の面積を求めなさい。
AB=4cmとします。
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解答
直径AB上に、円の中心Pを取ると、三角形OPBは
直角二等辺三角形となり、角OBP=45°です。
さらに、三角形OABも直角二等辺三角形(OA=OB)、
BOを延長して、大きい円との交点をCとすると、
三角形AOCも直角二等辺三角形であることがわかり、
三角形ABCも直角二等辺三角形ということになります。
扇形AOBと扇形AOCは合同で、
三角形AOBと三角形AOCは合同なことから、
次のように変形していくことができます。
よって、求める面積は、三角形ABCの面積と、
中心Oの円の半円の面積の合計ということになり、
AB=4cmなので、黄色い部分の面積は、
4×4÷2+4×4÷2×3.14×180/360
=8+12.56=20.56 c㎡ となります。
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