« 平面図形の面積 第13問 (筑波大附属駒場 2003年(平成15年度) 算数受験問題) | トップページ | 立体図形の展開図 第1問 (フェリス女学院中学 2007年 受験算数問題 改題) »

2009年6月15日 (月)

平面図形の面積 第14問 (フェリス女学院中学 2007年(平成19年度)、龍谷大学付属平安中学 2009年(平成21年度) 算数受験問題 類題)

問題 (フェリス女学院中学 2007年 類題、

     龍谷大学付属平安中学 2009年 算数受験問題)

     難易度★★

 

(1)下の図1は、たて7cm、よこ12cmの長方形を2つ

重ねたものです。図の太線で囲った部分の面積が

154c㎡だったとき、図の□に入る数値を求めなさい。

   Photo

            (フェリス女学院中学 2007年 類題)

 

(2)2枚の長方形の紙が下の図2のように重なっていて、

太線で囲まれた部分の面積が124.5c㎡ でした。 

      Pic_2739q

 (ア)図2の黄色い部分の面積を答えなさい。

 (イ)図2のABの長さを求めなさい。

                  (龍谷大学付属平安中学 2009年)

--------------------------------------------------

解答

 (1)下の図Aの黄色い部分は重なっています。

   Photo_2

太線の部分の面積(154c㎡)

=長方形の面積2個分-黄色い部分の面積   ですので

黄色い部分の面積 = 12×7×2-154 = 14c㎡ です。

 

黄色い部分は台形なので、その面積は

      (□+3)×7÷2=14 と表せます。

これを解くと、□= 1cm と求められます。

 

 (2)(ア)長方形2枚が重なっていないときの面積の合計は、

        6×10+12×8=156 c㎡

となります。

 

図2のように重ねたとき、黄色い部分は重なるので

2回数えられ、156-黄色い部分×1=124.5 となります。

よって、黄色い部分の面積は、156-124.5=31.5c㎡ 

とわかります。

 

  (2)(イ)黄色い部分の面積がわかったので、

黄色い台形の下底の長さを求めることができ、

   (4+□)×6÷2=31.5 より、□=6.5cm

とわかります。

 

よって、ABの長さは、10-6.5=3.5cm です。

 

 

 フェリス女学院中学の過去問題集は → こちら

 龍谷大学付属平安中学の過去問題集は → こちら

 フェリス女学院中学の他の問題は → こちら

 龍谷大学付属平安中学の他の問題は → こちら

 

|

« 平面図形の面積 第13問 (筑波大附属駒場 2003年(平成15年度) 算数受験問題) | トップページ | 立体図形の展開図 第1問 (フェリス女学院中学 2007年 受験算数問題 改題) »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 平面図形の面積 第14問 (フェリス女学院中学 2007年(平成19年度)、龍谷大学付属平安中学 2009年(平成21年度) 算数受験問題 類題):

« 平面図形の面積 第13問 (筑波大附属駒場 2003年(平成15年度) 算数受験問題) | トップページ | 立体図形の展開図 第1問 (フェリス女学院中学 2007年 受験算数問題 改題) »