平面図形の面積 第14問 (フェリス女学院中学 2007年(平成19年度)、龍谷大学付属平安中学 2009年(平成21年度) 算数受験問題 類題)
問題 (フェリス女学院中学 2007年 類題、
龍谷大学付属平安中学 2009年 算数受験問題)
難易度★★
(1)下の図1は、たて7cm、よこ12cmの長方形を2つ
重ねたものです。図の太線で囲った部分の面積が
154c㎡だったとき、図の□に入る数値を求めなさい。
(フェリス女学院中学 2007年 類題)
(2)2枚の長方形の紙が下の図2のように重なっていて、
太線で囲まれた部分の面積が124.5c㎡ でした。
(ア)図2の黄色い部分の面積を答えなさい。
(イ)図2のABの長さを求めなさい。
(龍谷大学付属平安中学 2009年)
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解答
(1)下の図Aの黄色い部分は重なっています。
太線の部分の面積(154c㎡)
=長方形の面積2個分-黄色い部分の面積 ですので
黄色い部分の面積 = 12×7×2-154 = 14c㎡ です。
黄色い部分は台形なので、その面積は
(□+3)×7÷2=14 と表せます。
これを解くと、□= 1cm と求められます。
(2)(ア)長方形2枚が重なっていないときの面積の合計は、
6×10+12×8=156 c㎡
となります。
図2のように重ねたとき、黄色い部分は重なるので
2回数えられ、156-黄色い部分×1=124.5 となります。
よって、黄色い部分の面積は、156-124.5=31.5c㎡
とわかります。
(2)(イ)黄色い部分の面積がわかったので、
黄色い台形の下底の長さを求めることができ、
(4+□)×6÷2=31.5 より、□=6.5cm
とわかります。
よって、ABの長さは、10-6.5=3.5cm です。
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