平面図形の面積 第4問 (灘中学 算数受験問題 1997年(平成9年度))
問題 (灘中学 算数受験問題 1997年) 難易度★★★
下図の直角二等辺三角形の3つの頂点を中心とし、
半径2cmの円を描きます。この3つの円すべてに
共通する部分の面積を小数第2位まで求めなさい。
ただし、1辺の長さが2cmの正三角形の面積は
1.73c㎡、円周率は3.14とします。
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解答
直角二等辺三角形の各頂点を中心として円を描くと、
下図のようになります。
図の黄色い部分が求める部分となります。
円周AC上のそれぞれの円との交点P,Qをとると、
求める部分は3つの部分から成り立っていることが
わかります。
AQ,PCを線で結ぶと、 三角形ABQ,BCPは正三角形です。
これを利用して黄色い部分の面積を求めると、以下図のようになり、
求める部分の面積は、
(2×2×3.14×60/360-1.73)×2
+2×2×3.14×30/360
=5/3×3.14-3.46=5.233-3.46
=1.77 c㎡ となります。
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