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2009年6月12日 (金)

平面図形の面積 第11問 (大阪星光学院中学 算数受験問題 類題)

問題 (大阪星光学院中学 算数受験問題 類題) 

     難易度★★★★

 

 1辺2cmの正六角形ABCDEFが円に接して円の中にあり、

AD,BE,CFの交点をGとします。

 正六角形の各辺を直径として6個の円を描き、点Gを中心に

同じ円を描いたところ、下図のようになりました。

 図の黄色い部分の面積を求めなさい。

Pic_1207q

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解答

 AG=BG=CG=DG=EG=FG なので、点Gは

大きい円の中心ということがわかります。

 正六角形の各辺を直径とする円と、Gを中心とする

小さい円を重ねると

Photo_9

上図のようになり、青い部分は2回重なる部分である。

ここから、点Gを中心とした大きい円の面積を除くと

Photo_10

先ほどの青い部分は残り、求める黄色い部分の面積と等しくなり、

よって、この面積は、小さい円の面積×7個-大きい円の面積です。

  

小さい円は、半径1cmの円。大きい円の半径は、

三角形ABGは正三角形なので、半径は正六角形の1辺と同じ

2cmの円です。

よって、求める部分の面積は

1×1×3.14×7-2×2×3.14

=(7-4)×3.14=9.42c㎡ となります。

 

動画によるイメージ解説は→こちら

 

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