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2009年5月28日 (木)

数の性質 第1問 3の倍数

問題

 ある整数が3の倍数かどうかを判断するとき、

【その整数のすべての桁の数字を足したものが3の倍数なら

その整数も3の倍数となる】ということが知られています。

その理由を説明しなさい。 

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解答

 例えば、ABCという3けたの整数があったとしたなら、

ABC=A×100+B×10+C と表すことができ、さらに

   =A×(99+1)+B×(1+9)+C

   =99×A + 9×B +(A+B+C) と変換できます。

99×A + 9×B は、3の倍数なので、

整数ABCが3の倍数かどうかは、A+B+Cが

3の倍数かどうかで判断できます。

 

整数の桁数が変わっても、同様の作業で判断できるので、

整数の桁の数字を足したものが3の倍数なら、

その整数も3の倍数であることが言えます。   

 

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